宅急便を送る際には、「発払い」「着払い」などを指定して送ったことがあるという人も多いのではないでしょうか。実は郵便の場合も「着払い」を選択することが可能で、通販サイトで購入した商品の返品などにも利用できます。
そこで今回は、郵便の着払いを使用する場合の手順について、改めて確認してみたいと思います。相手側にかかる手数料や、送る際の注意事項なども一緒に確認しておきましょう。
こちらの記事では、
- 郵便の着払いを利用する手順をおさらいしよう!
- 手数料や注意事項についてもご紹介!
についてご紹介します。
郵便の着払いを利用する手順をおさらいしよう!
郵便の着払い……と言っても、選択できるサービスは限定されています。切手を貼って出す封書やレターパック、クリックポストなどでは利用できないため、あらかじめ確認しておきましょう。
着払いが選択できるのは以下の3つです。
- ゆうパック
- ゆうパケット
- ゆうメール
もちろん、ゆうパックに分類される「重量ゆうパック」や「点字ゆうパック」、「聴覚障がい者用ゆうパック」、ゆうメールに分類される「心身障がい者用ゆうメール」なども、着払いに設定することが可能です。
まずは、それぞれがどんなタイプの荷物となるのかを見てみましょう。
・ゆうパック:3辺の合計が170㎝以下、重さ25㎏まで
・ゆうパケット:重さ1㎏まででポストへ投函できる
・ゆうメール:重さ1㎏までの冊子やCDなどの薄い荷物向き、ポストへ投函できる
発払いのゆうパケットとゆうメールはポストへ投函することができますが、着払いの場合は郵便局で預ける必要があります。(ゆうメールのみ、荷受人の承諾があればポスト投函可能な場合あり)
ゆうパックは、必然的にポストへ入らないサイズとなるため、郵便局へ行くか集荷を頼むようにしましょう。郵便局では、電話から集荷を頼むことができるほか、WEBから集荷をかけることも可能です。お忙しい方や外へ出ることが難しい方にも安心のサービスですね。
手数料や注意事項についてもご紹介!
それでは、実際にそれぞれのサービスを使って着払いで荷物を発送する手順を見てみましょう。
・ゆうパック:着払専用のラベルに記入
・ゆうパケット:表面に「着払」と記入
・ゆうメール:表面に「着払」と記入
ゆうパケットとゆうメールに関しては、専用の着払い伝票があるわけではありません。そのため、荷物の表面に赤ペンを使って大きな字で「着払」と記載し、誰が見ても分かる状態にしておくと良いでしょう。
また、着払いの際は送る側に料金や手数料が発生することはありません。しかし、荷受け側にどのくらいの料金がかかったのかは認識しておくと安心です。
一般的に、発払いと着払いの料金に差はなく、両者は同額となります。荷物の大きさや重さによって異なるため、郵便局にて確認するか、以下のサイトに数値を入力して確認しましょう。
・厚さ1㎝以内:250円
・厚さ2㎝以内:310円
・厚さ3㎝以内:360円
まとめ
今回は郵便局でできる「着払い」について、その種類と手順をご紹介しました。
手持ちの荷物をどの方法で送ればいいかわからない場合や、着払い専用の伝票がほしい場合は、いずれも郵便局で対応してもらえます。ご自身で行う場合は、荷物のサイズや重量を測り適切な方法で郵送してくださいね。
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