さまざまなポイントが貯まるなど、今や生活の中でなくてはならないクレジットカード。しかし、これまでにブラックリストに載ってしまっている場合、通常のクレジットカードは作れなくなってしまいます。それでも1枚はクレジットカードがほしい……と思う方も多いですよね。
そこで今回は、ブラックでも作れるクレジットカードはあるのか、また審査にはどのような条件があるのかなどをご紹介したいと思います。カードを作る際に注意したいポイントも、併せてチェックしていきましょう。
こちらの記事では、
- ブラックでも作れるクレジットカードとは？
- 審査通過の条件や注意すべきポイントを解説！
についてご紹介します。
ブラックでも作れるクレジットカードとは？
ブラックリストに載ってしまった場合に作れるクレジットカードはあるのでしょうか。
結論から言えば、ブラックリストに載っている人が作れるクレジットカードはありません。そもそも審査なしで作れるクレジットカードもないため、審査時点で間違いなくはじかれてしまうでしょう。
それでも、「ブラックリストでもクレジットカードが作れた！」と言っている人も見かけますよね。これはそもそも、この方がブラックリストに載っていないか、リストから削除された可能性が高いといえます。どんな場合でも、リストに載ったまま新規カードを作ることは不可能だと覚えておきましょう。
そもそもブラックリストとは、以下のような機関にて登録される信用情報のことを指します。
- 株式会社シー・アイ・シー：クレジットカードの信用情報機関
- 株式会社日本信用情報機構：消費者金融の信用情報機関
- 全国銀行協会：銀行や信用金庫などの信用情報機関
クレジットカードを始めとする利用情報は、すべて上記の機関にて管理されています。通常通り使用しているだけならばまったく問題ありませんが、トラブルがある場合はその情報も全て登録されてしまうのです。
具体的には、以下のようなトラブルがあると「ブラックリスト」に掲載されることとなります。
・61日以上または3ヶ月以上の滞納（2ヶ月以上とする場合も）
・過去にクレジットカードを強制解約されている場合
・過去にクレジットカードを短期で解約している場合
・時効を迎えた借金がある場合
・奨学金を滞納している場合
・債務整理（自己破産や任意整理など）
・保証会社による代位弁済
・短期間にいくつものクレジットカードを申し込んだ場合（多重申込）
現在滞納している借金がなかったとしても、過去に滞納や延滞が続いた場合はブラックリストに載っている可能性があります。「きちんと返済できない人である」と見られてしまうため、新たなクレジットカードを作れなくなったり、家や車のローンを組めなくなったりしてしまうのです。
なお、自分がブラックリストに載っているかどうかは、各機関に問い合わせることで確認できます。ブラックリストに載ってしまう期間は理由によって異なるため、不安な場合は信用情報機関に問い合わせてみましょう。
審査通過の条件や注意すべきポイントを解説！
では、クレジットカードの審査で見られるポイントとはどのような内容なのでしょうか。詳しくは各クレジットカード会社によっても異なるようですが、主に見られているポイントと理由をご紹介します。
・ブラックリストに載っていないか（過去にきちんと返済できなかった経験はないか）
・名前や住所（住所がしっかりあるか、返済が滞ったときに連絡がつくか）
・会社名と収入（一時的に高額な収入を得ているのではなく、安定的な収入があるか）
・無職かどうか（専業主婦でも夫に返済能力があれば可能）
・自宅は持ち家か賃貸か（持ち家の方が居場所不明になる可能性が低い）
これに伴い、審査が厳しいカードの場合はブラックリストに載っている家族がいるかどうかや、今持っているカードの枚数（どれだけ使っているか）なども見る可能性があります。仮に審査に落ちても理由は教えてもらえないため、新たなクレジットカードに申し込む前に自分の状況を整理してみてくださいね。
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まとめ
今回はブラックリストに載っていても作れるクレジットカードはあるのか、またどんなトラブルがあるとブラックリストに載ってしまうのかについてご紹介しました。一度掲載されてしまうと、場合によっては何年もリストに残ったままになってしまうため、クレジットカードを始めとするお金の使い方には気をつけたいですね。
