一般的に、3種類を総称していう「書留」。中でも簡易書留は料金が割安であるため、一度は使ったことがあるという人も多いのではないでしょうか。通常の郵便ではできないサービスも盛り込まれているため、改めて簡易書留の出し方についてチェックしておくと安心ですね。
こちらの記事では、簡易書留の出し方から特徴、注意点などを一挙ご紹介しています。送れるもの・送れないものについても確認し、いざ使う時の準備をしておきましょう。
こちらの記事では、
- 簡易書留の出し方や特徴まとめ!
- 送れる種類は何がある?
- よくある注意点についても調査!
についてご紹介します。
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目次
簡易書留の出し方や特徴まとめ!
簡易書留を含む「書留」とは、そもそも「大切なものを送る」際に使うサービスのことです。「一般書留」「現金書留」そして「簡易書留」の3種類があり、中でも現金書留は現金を送付することができるためお祝いなどにも利用されています。
一方簡易書留は、万が一郵便物が破損した場合「5万円まで」実損額を賠償してもらえるサービスです。これに対し一般書留であれば、利用料金が高額な分賠償額は10万円まで(金額加算で上限500万円まで)となるのです。
そのため、簡易書留などの書留サービスで送るのは、外部へ漏らせない重要書類であったり、商品券など価値があるものだったりとさまざま。さらには配達過程をネット上で追跡することもでき、今どこにあるのかを把握しやすくなります。
さらに、書留の場合は通常休みである「土日祝」に関しても配達が行われるため、通常よりも早く届く場合があります。また、当日の17時頃までに再配達を申し込むことで、21時までの「当日再配達」が可能。受け取る側にとっても便利なサービスとなっています。
送れる種類は何がある?
簡易書留で送ることができるのは、「通常郵便物」もしくは「ゆうメール」の2種類です。通常郵便物は手紙やハガキなど、ゆうメールは1㎏までの冊子やCD、DVD等の平たい郵便物を送るのに最適なサービスです。
以下、通常郵便物とゆうメールを「書留」で出した場合の料金をご紹介します。それぞれの金額は通常料金に加算されるため、送りたいもののサイズや重さからあらかじめ料金を計算しておきましょう。
・現金書留:+480円(賠償額1万円まで、さらに5,000円ごとに+11円)
・一般書留:+480円(賠償額10万円まで、さらに5万円ごとに+23円)
・簡易書留:+350円(賠償額5万円まで)
・一般書留:+420円(賠償額10万円まで、さらに5万円ごとに+23円)
・簡易書留:+350円(賠償額5万円まで)
よくある注意点についても調査!
最後に、簡易書留を利用する際の注意点についてまとめてみました。
・現金書留が50万円、一般書留が500万円までの損害賠償がつくのに対し、簡易書留は上限が5万円となる。
・手続きはポストへ投函することはできず、窓口のみの取り扱いとなる。
・窓口では「書留・特定記録郵便物等差出票」に記入し提出する。
・窓口で渡される受領証には引受番号が記載してあり、それを用いて追跡を行うため、受取人が追跡したい場合は番号を伝える必要がある。
まとめ
今回は日頃耳にすることも多い「簡易書留」の出し方についてご紹介しました。ポストへ投函はできず、窓口対応となるため利用の際は早めの準備が必要です。あらかじめ出し方を確認し、貴重なもの・高価なものを送る際に活用してみてくださいね。
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