自宅や勤務先ではなく、「郵便局」にて荷物を受け取ることのできる「局留め」。近くに郵便局がある場合や、同居している家族に荷物を知られたくない場合、または防犯の観点からも便利な方法と言えますね。しかし、実際に局留めを利用したい場合、出し方や受け取り方についていまいちわからないという人も多いものです。
そこで今回は、荷物を送る際・受け取る際の局留めの方法について詳しくご紹介したいと思います。宛先を書く際には一文付け加える必要がありますが、その場所や文章の内容についてもチェックしていきましょう。
こちらの記事では、
- 局留めの出し方や受け取り方などの方法まとめ!
- 住所などの情報を記載するやり方もチェック!
についてご紹介します。
目次
局留めの出し方や受け取り方などの方法まとめ!
「局留め」とは、すなわち「郵便局留め」のことであり、本来ならば郵便局で仕分けされ各住所へ配達される荷物を郵便局で保管してもらうサービスを言います。不在時間が多く、なかなか荷物を受け取れないという人でも、郵便局の営業時間内に出向くだけでOK。家にいながら、いつ来るか分からない荷物を待つ必要もありません。
そんな局留めですが、送る際に必要なのは「たった一文書き添える」ことだけ!一般的な荷物と変わらず、着払いや代金変換にも対応しています。
では、局留めで保管してもらっている荷物を受け取る際はどうしたらいいのでしょうか。
郵便局に出向く際、保管している荷物と受取人の情報を確認するため、以下の書類を持参する必要があります。
- 免許証、保険証、マイナンバーカードなどの「氏名と住所がわかるもの」
- 印鑑
※印鑑が必要になるのは、受領印が必要な荷物の場合のみとなります。
郵便窓口で「局留めの荷物をお願いします」と声をかけ、本人確認をお願いしましょう。なお、代理人に荷物の受け取りを頼む場合は、あらかじめ「委任状」の用意をしておくと安心です。
さらに、局留めの荷物が郵便局で保管してもらえるのは、到着した日の翌日を1日目として10日間となります。それを過ぎると差出人へ荷物が返送されてしまうため、あらかじめ日程を確認し受け取りに行ける日を確保しておきましょう。
住所などの情報を記載するやり方もチェック!
こちらはゆうパックを利用した場合の宛先記入例です。通常と同じく升目通りに情報を記載していきますが、住所の欄の一番初めに書くのは「受け取りたい郵便局名」。東京中央郵便局であれば、「東京中央郵便局留」と記載しましょう。この場合、それぞれの郵便局の住所などを記載する必要はありません。
そして、その下には忘れずに受取人の住所を記載しましょう。実際に荷物を受け取る際、本人確認書類と照らし合わせる必要があります。
残りの氏名や電話番号は、通常と同じく升目に沿って埋めていきましょう。
こちらは封筒やハガキなどの場合です。升目はありませんが、先ほどと同じくまずは「郵便局名」、そして住所や氏名を記載してください。
なお、郵便局留の封書であっても、ポストに投函することが可能です。特別な書類に記載したり、手数料がかかったりといった心配もありません。
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まとめ
今回は局留めで荷物を送る・受け取るやり方についてご紹介しました。荷物の配達は、配達員とのタイミングが合わず、なかなか受け取れないことも多いもの。自分のタイミングで受け取りに行ける局留めならば、何度も再配達になるといった手間もなく安心ですね。