急にまとまったお金が必要になった……など、ATMですぐに現金がほしい場合もありますよね。そんな時、限度額を確認していなかったあまりに「足りない」となるケースも。高額な引き出しをする可能性がある場合、あらかじめ引き出し限度額をチェックしておくと安心です。
そこで今回は、ゆうちょの引き出し限度額や、上限額の設定方法などをご紹介します。ATMや利用カードの種類によっても金額が異なるため、お使いのカードをチェックしながら読み進めてみてくださいね。
こちらの記事では、
- ゆうちょの引き出し限度額はいくら?
- 上限額を設定する方法についても調査!
についてご紹介します。
▼こちらのゴールデンウィーク(GW)版・お盆・年末年始全国銀行まとめ記事もよく読まれています^^
ゆうちょの引き出し限度額はいくら?
ゆうちょ銀行では、事前に届け出をしていない一般の場合、ATMで1日に引き出せる限度額は「50万円」に設定されています。これはゆうちょ銀行のATMの場合で、ファミリーマートにあるゆうちょATMやセブン銀行等のコンビニATMでは20万円までと減額してしまうため注意しましょう。
また、引き出し制限に関わってくる取引には以下のようなものがあります。
・通常貯金の払戻し(提携金融機関のATM利用時の手数料を除く)
・他の口座への送金(送金手数料を除く)
・払込書による払込み(払込人が料金を負担する場合の払込料金の額を含む)
・ペイジー税金・各種料金の払込み(通帳またはキャッシュカードによる払い込み)
・デビットカードでの代金の支払い
つまり、ゆうちょダイレクトを利用しての送金や払い込みなどは、1日の限度額に影響しないということがわかります。高額な送金をする可能性がある方は、WEBで明細も確認できるゆうちょダイレクトに登録しておくと良いでしょう。
そして、ゆうちょダイレクトと同じく郵便局やゆうちょ銀行の窓口で行う送金や払い込みも、引き出し制限とは無関係です。
また、1日の引き出し限度額は、日付が変わるとリセットされます。ゆうちょ銀行では23:55~0:05までを休止時間としているため、新たに利用できるのは0:05以降と覚えておきましょう。
上限額を設定する方法についても調査!
続いて、引き出しの上限額を変更したい場合の手続き方法を確認していきましょう。引き出し上限額、ならびに引き出し上限回数で設定できる範囲は以下の通りです。
1.磁気ストライプ(通帳・カード)によるお取引の場合=0〜200万円
2.生体認証を行わないICキャッシュカードによるお取引の場合=0〜200万円
3.生体認証を行うICキャッシュカードによるお取引の場合=0〜1000万円
※1≦2≦3となるように設定
引き出し上限回数:0~999回
上限の設定は窓口やATMで行います。ATMの場合は「引き下げ」のみで、上限を上げることはできないため注意しましょう。
ゆうちょ銀行の窓口や郵便局の場合は、引き上げ・引き下げ両方の手続きが可能です。以下の持ち物を忘れずに、窓口で「引き出し上限を変更したい」と伝えてくださいね。
- 本人確認書類
- キャッシュカード
または
- 通帳
- 届印
まとめ
今回はゆうちょ銀行の引き出し限度額について、選択できる範囲や手続き方法をご紹介しました。引き上げに関してはATMではできないため、時間を割いて窓口へ行く必要があります。急な入用でも困らないよう、普段から余裕を持った限度額を設定しておきましょう。
ゆうちょ銀行・郵便局関連の記事はこちらから
ゆうちょ銀行、郵便局カテゴリ別にご紹介していきます。
ゆうちょ銀行関連記事
郵便局関連記事
一般的な郵便窓口のほかに、「ゆうゆう窓口」と呼ばれる窓口が設置されているのを見たことがありますか?どんな時に使…