YouTubeにてグループを結成した「水曜日のカンパネラ」。2021年に当初のボーカルが脱退し、継ぐ形でボーカルに就任したのが「詩羽」です。かつてのファンはもちろん、彼女の歌声を聞いて新たにファンになったという人も多い詩羽さんの歌声ですが、彼女の魅力とは一体何なのでしょうか。
こちらの記事では、
- 水曜日のカンパネラ・詩羽は何者?
- ボーカルとしての歌唱力が印象的!歌で魅せる表現力にも注目
についてご紹介します。
水曜日のカンパネラ・詩羽は何者?
特徴的なアイメイクとヘアスタイルで、若者を中心に注目を集めているボーカル・詩羽。徐々に知名度を上げ注目を浴びているさなかのグループを引き継ぐという大役をこなし、今も圧倒的な歌唱力で話題となっています。
そもそも水曜日のカンパネラのボーカルは、2012年の結成から2021年までの9年間を「コムアイ」が務めていました。作詞などオールマイティに担当するDir.Fと、作曲を務めるケンモチヒデフミの世界観をストレートに伝えてきたコムアイ。彼女こそ水曜日のカンパネラのイメージそのものであり、ファンの一部はコムアイの脱退をきっかけにグループ解散も頭によぎったといいます。
一方、そんな心配をよそに、詩羽は瞬く間に水曜日のカンパネラをまとめあげていきます。詩羽加入後にグループを知った人はもちろん、従来のファンからも「詩羽で良かった」と絶賛する声が寄せられました。
水曜日のカンパネラ、コムアイ抜けてからの新ボーカル詩羽のファーストテイク見たけど改めて凄いなと思った。 pic.twitter.com/NUNeV9yftM
— あにぃ脊髄剣 (@katsumi0025) November 16, 2022
水曜日のカンパネラ、前ボーカルのコムアイちゃんも現ボーカルの詩羽ちゃんもどっちも好きで癖になって繰り返し聞いちゃうんだけど、YouTube最近アップされたの見てあのヘアメイク自分でやってるんだ!と知りびっくり😮
福を招き招き招き招き入れるのだ~🐈️— Hikari (@Hikari_K1228) November 19, 2022
詩羽すごいな。コムアイに負けてない。
かっこいい女子#水曜日のカンパネラ— happy.kameyama (@happykameyama) November 18, 2022
彼女のすごいところは、コムアイとテイストの異なる新たな「水曜日のカンパネラ」を作りつつも、多くの人に受け入れられているという点。従来の良さをそのままに、自分の色を加えた新たなグループとなり、水曜日のカンパネラは大きくステップアップしたといって良いでしょう。
そんな詩羽、実は元々ファッションモデルとして活動していました。高校時代に軽音楽部に在籍していながらも、メインとなるのはファッション関係の仕事。自ら衣装を作ったり、スケジュールを管理したりしながら活動しており、自己プロデュース力に長けていたのです。
今も変わらない詩羽のファッションやヘアメイクは、水曜日のカンパネラファンにとってもはや欠かせないポイントに。自分らしさを出しながらも楽曲の良さを壊さない、絶妙なオシャレさに惹かれる人が多いのです。
ボーカルとしての歌唱力が印象的!歌で魅せる表現力にも注目
2021年10月27日、詩羽がボーカルを担当する初のシングル「アリス / バッキンガム」が発売されました。
水曜日のカンパネラは、トリッキーなサウンドをものともせずに歌いこなすボーカルと、随所に意味がちりばめられた歌詞の奥深さが魅力的です。ボーカルだけが独り歩きするわけでもなく、かといって歌詞の魅力が歌声を置き去りにしているわけでもない、絶妙なバランスが特徴といえるでしょう。これはコムアイがボーカルのときから変わらずに、詩羽へと引き継がれている部分でもあります。
さらに、早口の部分が多い楽曲であっても、軽やかで駆け抜けるような歌い方が印象に残ります。ささやいているかのように自然でありながら、遠くまで響く通りの良い声が詩羽の持ち味でもありますね。力強い歌詞も、問いかけるようなセリフも、力を込めずにさらりと歌い上げるテクニックが人々を引き寄せるのかもしれません。
2022年10月19日には、配信限定シングル「ティンカーベル / 鍋奉行」をリリース。自粛していたライブも次第に解禁されてきており、今後も水曜日のカンパネラから目が離せなくなりそうです。
まとめ
ボーカル交代後も人々を魅了し続ける水曜日のカンパネラと、新たな顔となった詩羽。まだ楽曲を聞いたことがないという方も、一度聞けば病みつきになってしまうでしょう。音源で聞くのも良し、ライブに出かけ体中で音を楽しむも良し、今後も引き続き活動をチェックしていきたいですね。