うなぎの食べ合わせでNGとされる食品は?なぜ一緒に食べるのがダメなのか理由も解説!

古くから一緒に食べてはいけないものが多いと言われている「うなぎ」。そもそもどうして一緒に食べてはいけないのか、気にしたことはありますか?実は身近にあるあの食品が、うなぎと一緒に食べるのはおすすめできないことも……。

そこで今回は、うなぎの食べ合わせでNGとされている食品をはじめ、どうして一緒に食べてはいけないのかといった理由も併せてご紹介します。うなぎ以外でも食べ合わせの悪い食品が多くあるため、一緒にチェックしていきましょう!

こちらの記事では、

  • うなぎの食べ合わせでNGとされる食品は?
  • なぜ一緒に食べるのがダメなのか理由も解説!

 
についてご紹介します。

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うなぎの食べ合わせでNGとされる食品は?

うなぎの食べ合わせ

 

うなぎの食べ合わせで良くないと言われている代表的な食べ物に、「梅干し」があります。どちらも大好きな人が多い食べ物で、欲を言えば一緒に楽しみたい……という人もいるでしょう。

また、うなぎと「スイカ」も実は食べ合わせNG。どちらも夏に食べたい王道フードですが……、避けておいたほうが無難だと言われています。

そもそも「食べ合わせ」が悪いと言われる原因は、組み合わせると人体に有害な物質が発生してしまうものもあれば、単なる迷信であることもしばしば。次の見出しでは、うなぎの他にもNGとされている食品を見ながら、どうして食べ合わせが良くないのかの理由についても見ていきましょう。

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なぜ一緒に食べるのがダメなのか理由も解説!

うなぎと梅干しの食べ合わせは、元々以下のような理由でNGとされていたようです。

  • 梅干しの酸には食品の腐敗を防ぐ効果があり、一緒に食べることでうなぎが悪くなっていても気がつかないことがあるとされていたから。
  • 梅干しを食べることで口の中がスッキリするため、高級品であるうなぎを食べすぎてしまうから。
  • 梅干しの酸っぱさがうなぎの油分をサッパリと感じさせ、栄養分も奪ってしまうと考えられていたから。

 

しかしこれらの理由は、現代で「迷信」であると結論づけられています。今では逆に梅干しが胃腸を活性化させるため、消化不良を起こしにくく食べ合わせとしても推奨されているほど!

一方うなぎとスイカの場合、水分がたくさん含まれているスイカが胃液を薄めてしまい、うなぎの油を消化できなくなってしまう可能性があります。食後のデザートとしてスイカを食べることも多いですが、うなぎなどの油が多い食品と一緒に食べるのは避けましょう。

その他、食べ合わせが悪いとされている食品には以下のようなものがあります。

食べ合わせの悪い食品と理由一覧

・トマト×きゅうり:ビタミンCを破壊してしまう
・人参×大根:ビタミンCを破壊してしまう
・えび×レモン:毒素を発生させる、ビタミンCを破壊してしまう
・紅茶×レモン(皮):発がん性物質が生成される
・ベーコン×ほうれん草:発がん性物質が生成される
・明太子×マーガリン:発がん性物質が生成される
・たらこ×ソーセージ:発がん性物質が生成される
・わかめ×ネギ:カルシウムの吸収を阻害する
・枝豆×チーズ:カルシウムの吸収を阻害する
・ゆで卵×小松菜:鉄分の吸収を阻害する
・ひじき×牡蠣:亜鉛の吸収を阻害する
・納豆×卵白(生):ビオチン(美肌効果のある成分)の吸収を阻害する
・しらす×大根:リジン(髪や肌を作るたんぱく質を生成する)の吸収を阻害する
・カニ×柿:身体を冷やす
・そば(冷)×ナス:身体を冷やす
・サツマイモ×柿:消化不良
・天ぷら×スイカ:消化不良
・サツマイモ×バナナ:胃腸に負担がかかる
・お酒×くるみ:血圧上昇
・お酒×スイカ:脱水症状による急性アルコール中毒のおそれがある
・炭酸×メントス:急激に発泡し内臓を損傷するおそれがある

一緒に食べると栄養素が失われる……という食品は良いですが、中には身体に危険を及ぼすものも!一緒に食べるものには注意し、美味しく健康に食事を楽しみたいですね。

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まとめ

うなぎの食べ合わせ

 

今回はうなぎの食べ合わせでNGとされている食品や、その理由などをご紹介しました。他にもさまざまな食品に食べ合わせの悪いものがあり、中には普段気にしていなければやってしまいがちな組み合わせも……。あらかじめ組み合わせをチェックしておき、それぞれの食品の特性を活かした食事を心掛けましょう