座右の銘を一覧で110選ご紹介!心に響く言葉をどんな時に必要となるかでまとめてみた!

辛い時や頑張りたい時など、自分の支えとなってくれる「座右の銘」。敢えて自分の座右の銘がないという人も、これまでに勇気をもらった言葉などを思い浮かべてみましょう。昔から伝わることわざや古語などはもちろん、有名人や親しい人の発言なども良いですね。

今回は人気の高い座右の銘を110選ご紹介します。気分が沈んでいる時こそチェックしてほしい言葉が盛りだくさんですよ。

こちらの記事では、

  • 座右の銘とは?
  • 座右の銘にしたいおすすめ一覧110選!意味や読み方も簡潔にご紹介!
  • 心に響く言葉シーン別人気6選も!

 
についてご紹介します。

座右の銘とは?

座右の銘3

そもそも「座右の銘」とは、いったいどんな言葉を指すのでしょうか。

国語辞書を引くと、「いつも自分の座る場所のそばに書き記しておいて、戒めとする文句」と記載されています。人生において嬉しい時も辛い時も、この言葉を思い返して自分を律することができる……という言葉のことのようですね。

つまり座右の銘とは、自分の人生に大きな影響を与える言葉ということになります。たった1つの言葉を守り抜くも良し、いくつかの言葉を大切にするも良し、その時々で感銘を受けた言葉は覚えておくと良いですね。

▲ 目次に戻る

座右の銘にしたいおすすめ一覧110選!意味や読み方も簡潔にご紹介!

座右の銘4

それではさっそく、座右の銘をご紹介していきましょう。古来から伝わる言葉をはじめ、誰もが知るあの人が発言した言葉も含まれています。

ア行 カ行 サ行 タ行
ナ行 ハ行 マ行 ヤ行
ラ行 ワ行

1. ア行

愛とは、育てなくてはならない花のようなもの(Love is like a flower – you’ve got to let it grow. John Lennon.)

読み方:あいとは、そだてなくてはならないはなのようなもの

「ジョン・レノン」の言葉。愛はただ投げかけるだけではしおれてしまうため、常に思いやりながら育んでいかなければならない。

愛は、敵を友人に変えられる唯一の力である(Love is the only force capable of transforming an enemy into a friend.)

読み方:あいは、てきをゆうじんにかえられるゆいいつのちからである

「キング牧師」の言葉。戦争の絶えない世界において、ただ一つ争いを止めることができるのが「愛」である。昨日まで敵だった相手も、愛さえあればすぐにわかり合うことができる。

青は藍より出でて藍より青し

▼藍色

藍色

読み方:あおはあいよりいでてあいよりあおし

優れた指導者に出会った弟子が、知識を習得し後に指導者よりも大成するという意味のことわざ。

▼藍の葉

藍の葉

 

浅い川も深く渡れ

読み方:あさいかわもふかくわたれ

浅い川に見えても、川の流れは複雑で流されてしまうこともある。常に深い川だと思い、慎重に渡れば安全に渡りきることができるという意味のことわざ。

明日は明日の風が吹く

読み方:あしたはあしたのかぜがふく

今日がいくらダメな日でも、明日は異なる一日になる。それならば今この瞬間だけを見つめ、大切にすることが望ましいということわざ。

明日の自分を信じる

読み方:あすのじぶんをしんじる

周りの誰も信じられなくても、自分のことは自分しか信じてあげられない。悩んだ末の決断を信じ、悩み過ぎないことも大切。

明日の百より今日の五十

読み方:あすのひゃくよりきょうのごじゅう

明日大きな利益を生むとしても、今日得られる少しの利益を確実に積み上げる方が安全だという考え。

雨垂れ石を穿つ(「水滴石を穿つ」、「点滴石を穿つ」と同義)

読み方:すいてきいしをうがつ(「すいてきいしをうがつ」、「てんてきいしをうがつ」)

あまだれでも、長年同じところに当たっていれば石に穴が空く。小さな努力でも長年続けることで大きな壁を突破できるということわざ。

雨降って地固まる

読み方:あめふってじかたまる

乾燥した地盤よりも、雨が降った後の水分を含んだ地盤は強固になることからきたことわざ。喧嘩やもめごとを繰り返した関係は、以前よりもずっと強いものになるという例え。

過ちて改めざる是を過ちと謂う

読み方:あやまちてあらためざるこれをあやまちという

失敗はそれそのものが悪いことなのではなく、失敗したことを改めようとせず諦めている姿勢こそが悪だという意味のことわざ。

言うは易く行うは難し

読み方:いうはやすくおこなうはかたし

口先だけで「やる」というのは簡単でも、実際に成し遂げるのは難しいという意味の言葉。やるやると口だけで並べ立てるのではなく、実際に成功してから自慢すべき。

怒りは無謀をもって始まり、後悔をもって終わる

読み方:いかりはむぼうをもってはじまり、こうかいをもっておわる

数学者「ピタゴラス」の言葉。怒りの感情は常に冷静ではなく「無謀」から始まっており、感情に身を任せた後には後悔することもしばしば。今一度深呼吸をして考え直し、行動を改めることが重要である。

生きてるだけで丸儲け

読み方:いきてるだけでまるもうけ

「明石家さんま」の言葉。この世界に生きているだけで、後はどんな不幸があろうとも乗り越えるチャンスが生まれるという意味。生きてさえいれば、人生はどんな方向にも転がっていくはずである。

意思あるところに道は開ける(Where there’s a will, there’s a way)

読み方:いしあるところにみちはひらける

アメリカ第16代大統領「リンカーン」の言葉。誰もが止めるような困難な夢も、活路を開くのは強い意思であると述べている。

石の上にも三年

読み方:いしのうえにもさんねん

いくら冷たい石であっても、三年座り続けていればあたたまる。同じように長年積み重ねた努力は必ず結果を生むということわざ。

「石の上にも三年」という。しかし三年を一年で修得する努力を怠ってはならない

読み方:いしのうえにもさんねんという。しかしさんねんをいちねんでしゅうとくするどりょくをおこたってはならない

Panasonic創業者「松下幸之助」の言葉。長い間努力を積み重ねていればいつか叶うが、その期間を短縮するために工夫を凝らすことこそが「努力」であると述べている。

石橋を叩いて渡る

読み方: いしばしをたたいてわたる

強固なはずの石でできた橋も、万が一落ちても良いように叩いて渡るほど慎重に過ごすという意味。何を行うにも用心するに越したことはなく、常にリスクを考えながら行うことが大切。

急がば回れ

読み方:いそがばまわれ

遠回りをせずリスクを冒して近道を選ぶと、結果トラブルが起こり事態が長引くことも多い。急いでいる時だからこそ、確実にリスクの少ない道を選ぶべきである。

一期一会

読み方:いちごいちえ

「千利休」の考えからきている言葉。今目の前にいる人は、人生でたった一度しか会わないかもしれない人であるため、その分大切にしたいという考え。

一念、天に通ず

読み方:いちねん、てんにつうず

たった一つの強い願いを繰り返していると、天に通じて願いが叶うという意味の言葉。何をするにも重要なのは、「成し遂げたい」という強い気持ちに他ならない。

一陽来復

読み方:いちようらいふく

「陽」はまた昇る、すなわち悪い出来事が続いてもいつかはいい出来事が巡ってくるという意味の四字熟語。

一所懸命

読み方:いっしょけんめい

短文でありながら直球な言葉。この瞬間を命がけでやり遂げるという強い意思が込められている。

一寸の光陰軽んずべからず

読み方:いっすんのこういんかろんずべからず

たった一瞬の間に起こった出来事でも、その積み重なりで人生ができている。自分を形成している全ての事柄を軽んじてはならないという意味のことわざ。

いつも柳の下に泥鰌はおらぬ

読み方:いつもやなぎのしたにどじょうはおらぬ

一度美味しい思いをしたとしても、また同じことがあるとは限らない。方法を変えるなどの工夫をしなければ成功し続けることはできないのである。

井の中の蛙大海を知らず

読み方:いのなかのかわずたいかいをしらず

小さな井戸の中の蛙は、広い海の存在すらも知らない。転じて、狭い世界の中で生きているだけでは、周りで何が起こっているのかわからずに損をするという意味のことわざ。

魚心あれば水心

読み方:うおごころあればみずごころ

相手の気持ち次第で自分の気持ちも変わるという意味の言葉。転じて、相手がやりたいと思うのなら自分もついていく、また相手が自分を信頼してくれるのならば自分も信じる、という意味で使われる。

雲外蒼天(「雲外に蒼天あり」ともいう)

読み方:うんがいそうてん

雲が立ち込めるようなトラブル続きの日々でも、それを乗り越えれば青空のように晴れ渡る日々が広がっているという意味のことわざ。辛いことはいつまでも続かず、いつか終わる日が来るはず。

縁の下の力持ち

読み方:えんのしたのちからもち

一見目につかないようなところで頑張っている人のたとえ。普段目立たない人が、実際は重要な基盤を担っていたということもよくあるもの。トップに立つ人だけが頑張っているわけではないと知ることが大切である。

起きて半畳寝て一畳

読み方:おきてはんじょうねていちじょう

起きている時は半畳ほど、寝る時は一畳のスペースがあれば十分である。転じて、生活に必要なもの以外は高望みしすぎることなく、質素な生活こそが重要だという考え。

思い立ったが吉日

読み方:おもいたったがきちじつ

せっかく思いついたアイディアも、数日経った後では霞んで見えるもの。何かをやろうと思ったらすぐに始めるのが良いという例え。

終わり良ければすべてよし(All’s well that ends well!)

劇作家「シェークスピア」の作品に由来する言葉。どれだけ手を加えた作品も、終わり方が悪ければすべてが台無しになってしまうため、最後まで気を抜かずやり抜く必要がある。

温故知新

読み方:おんこちしん

古いと思われている知識の中から、新たな発見があるという意味の四字熟語。先人の教えは軽んじて良いものではなく、また古い知識ばかりを頼り切っていても良くない。

2. カ行

変えるにはリスクが伴う。変えなければもっと大きなリスクが伴う(Risky to change. Riskier not to change.)

宇宙飛行士「ジョン・ヤング」の残した言葉。何も変えずにいるのは安泰なように見えて、いずれ後悔してもしきれないほどの大事に発展してしまうという意味がある。

臥薪嘗胆

読み方:がしんしょうたん

硬い薪の上で寝たり、苦い胆をなめたりといった苦行を成し遂げながら、いつか来たる成功の日を待ちわびることのたとえ。成功の為ならどんな苦しみも耐える、という意味にもとれる。

鴨の水掻き

読み方:かものみずかき

水面にただ浮かんでいるように見える鴨も、実は絶えず水をかきながら浮かんでいる。すました顔で仕事をこなしているように見える人も、影ながら努力しているという意味のことわざ。

艱難汝を玉にす

読み方:かんなんなんじをたまにす

困難な道を選んでこそ、人間として魅力的に成長できるということわざ。楽な道ばかりを選んでいては、ここぞという時に使えない人間となってしまう。

「艱難(かんなん)」とは、困難に出会って苦しみ悩むことです。

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

読み方:きくはいっときのはじ、きかぬはいっしょうのはじ

分からない点を聞くのは時に恥ずかしいことだが、後々聞かずにいたことで失敗をすればより一層辱めを受けることとなるという意味のことわざ。

昨日から学び、今日を生き、明日へ期待しよう(Learn from yesterday, live for today, hope for tomorrow.)

物理学者「アインシュタイン」の言葉。昨日過ごした一日を無駄にせず、経験から学んで今日へ活かすこと。そしてまだ見ぬ明日を思って不安を抱えるのではなく、希望を胸に明日を迎えたいという意味を持つ。

窮すれば通ず

読み方:きゅうすればつうず

どうしようもなくなった時こそ、自然と道は開けるものである。最後まであきらめることなく解決方法を探すことが重要。

恐怖は常に無知から生じる(Fear always springs from ignorance.)

思想家「エマーソン」の言葉。何かを怖いと思うのは、それについてよく知らないからであるという意味を持つ。恐れずに踏み出してみると、案外怖いものではない場合も多々あるのだ。

鶏口となるも牛後となるなかれ

読み方:けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ

小さな集まりの中で集団を率いることは、大きな集まりの中で有象無象となるよりも経験を育むことができるという意味のことわざ。

結果の平等はともかく、機会というものは誰にでも平等であると固く信じている(I’m a very big believer in equal opportunity as opposed to equal outcome.)

Apple社を設立した「スティーブ・ジョブズ」の言葉。彼は決して特別恵まれた人間だったわけではなく、誰しもが平等に与えられたチャンスを使ってのし上がったに過ぎない。

限界なんてない

読み方:げんかいなんてない

限界という言葉はただの飾りで、自分が勝手に決めたラインである。実はその先にも道が広がっているのに、限界だからと諦めてしまってはもったいない。

捲土重来

読み方:けんどちょうらい

一度戦いに敗れた者ほど、恐ろしい勢いで巻き返しやがて勝者となるという四字熟語。悔しい思いを経験した人の方が粘り強く、最終的に成功を収めるのである。

行動しなければ始まらない

読み方:こうどうしなければはじまらない

失敗を恐れるあまりに悩み過ぎて結果行動できずにいると、それは何もしなかったのと同じことである。まずは何事もチャレンジし、経験を積むことが大切である。

弘法筆を選ばず

読み方:こうぼうふでをえらばず

真言宗の祖「弘法大師」の生き様からきた言葉。どんなに粗悪な筆でも美しい文字を書いた弘法大師を見て、その道のプロはやり方や道具に関わらず素晴らしいものを生み出すという意味の言葉が生まれた。

心安きは不和の基

読み方:こころやすきはふわのもと

いくら親しいからといって、相手のことを考えずに無遠慮なふるまいばかりをしていると関係が崩れてしまう。親しいからこそ気遣いの心をなくしてはならない。

転ばぬ先の杖

読み方:ころばぬさきのつえ

転んでから初めて杖を準備していたのでは遅すぎるため、いつ転んでもいいように杖を持っておくということわざ。つまり、いつ何があっても良いように常より準備を怠らないことのたとえ。

困難に直面したのなら、溺れるか、泳ぐかのどちらかしかないんだ(When you have to cope with a lot of problems, you’re either going to sink or you’re going to swim.)

俳優「トム・クルーズ」の言葉。困難に直面した人ができるのは、「立ち向かう」か「諦める」かの2択である。それ以外に道はないのだから、受け入れて立ち向かうのがもっとも有効な手段である。

3. サ行

酒と朝寝は貧乏の近道

読み方:さけとあさねはびんぼうのちかみち

酒を飲み漁り朝になってようやく寝るような生活は、だらしないだけでなく貧乏に繋がるということわざ。朝までダラダラと飲み続け酒代がかかるだけでなく、仕事も思うようにならず生産性も下がるという意味。

下を向いていたら、虹を見つけることは出来ないよ(You’ll never find a rainbow if you’re looking down.)

「チャップリン」の言葉。悲しいことがあったからといって下ばかり向いていたら、起きていたはずの幸福にも気がつくことはできない。悲しい時こそ顔を上げ、前を見据えて生きるべきである。

七転八起

読み方:しちてんはっき

何回トラブルに遭って転んでも、再び立ち上がりチャレンジするという意味の言葉。くじけずに何度も立ち向かう姿勢こそ、物事をやり遂げるのに必要なことである。

質実剛健(「剛健質実」ともいう)

読み方:しつじつごうけん(ごうけんしつじつ)