JK語や若者言葉の最新版が知りたい!女子高生がよく使うJK用語まとめ!

日々進化し続けている「JK語」や「若者言葉」。自分が中高生だった頃と比べると、なかなか意味が分かりにくいものも出てきているのではないでしょうか。近年はSNSを使いこなす若者も多いため、流行語が広まりやすい点もポイントです。今回は2023年に流行中の最新JK語・若者言葉について、意味や例文と共にご紹介しましょう。

こちらの記事では、

  • 【2023年最新】上半期のJC・JK語が決定!
  • 今の女子高生なら何て言う?日常で使うワードを若者言葉に置き換えてみよう

 
についてご紹介します。
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【2023年最新】上半期のJC・JK語が決定!

JK語

 
2023年6月、例年流行語のリサーチを行っている株式会社AMFが今年のJC・JK語大賞の上半期分を発表しました。ヒト・モノ・バショ・コトバの4部門に分かれて発表されるJC・JK語大賞は、全部知っていれば間違いなく若者の仲間入り!中には由来が分かりにくいものもたくさん含まれているため、意味を調べるだけでも面白いですよ。

今回はJK語や若者言葉に焦点を当て、JC・JK語大賞の「コトバ部門」をご紹介します。

第1位:蛙化現象

今やテレビなどでも耳にすることが多い「蛙化現象」。元々は「好意を抱かれたと分かった瞬間、その相手を嫌いになってしまう」という少し悲しいシーンを指す心理学用語であり、説明のつかない気持ちを端的に表してくれる言葉として広まり始めました。

「なぜカエルなの?」と思う人も多い蛙化現象ですが、実はグリム童話「かえるの王さま」が所以。「王女が毛嫌いしていたカエルが実は美しい王子様だった」というお話ですが、この「相手への気持ちが途端に大きく変わる」という部分が現在の蛙化現象と似ているため、所以となったといわれています。

近年は「本当に好きだった相手が〇〇しただけで冷めてしまった」など、幻滅する理由となった行為そのものを「蛙化現象」と呼ぶこともあります。周りから見ると「そんなことで」という理不尽な内容でも、なぜか恋が冷めてしまうという不思議な感情に、共感する人も多いのではないでしょうか。

第2位:なぁぜなぁぜ

TikTokやInstagramのリール動画などで見かけることの多い「なぁぜなぁぜ?」。これらのアプリを利用していない方は、なじみのない言葉かもしれません。「なぁぜなぁぜ↑?」と語尾を上げて可愛らしく問いかける様子に人気が集まり、一般人はもちろんインフルエンサーの投稿も多く見られました。

「なぁぜなぁぜ」の内容は、時に共感を得られるものであったり、一般人は知らないような業界の秘密であったりとさまざま。「出かけたいときに限って雨が降るの、なぁぜなぁぜ?」など、ありふれた内容でも可愛らしい投稿に仕上がるのがポイントです。

第3位:ちゅき

「好き」というよりも「ちゅき」といった方が、何だか可愛いですよね。元々は独特の作風がツボにはまる人も多い漫画「ポプテピピック」が発祥であり、その後本日のコーディネートを紹介する動画の中で使われたことで一躍注目を浴びることとなりました。マイクを持ちながらコーデのポイントを紹介する動画は、誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

短くて誰でも使いやすい「ちゅき」は、なにわ男子の楽曲「ちゅきちゅきハリケーン」をはじめ多くのシーンで活用されています。コーデ紹介の動画もさまざまなフォーマットが生まれ、「ちゅきちゅきらぶりーちゃん」など派生語も登場しています。

第4位:うちゅくしい

「ちゅき」同様に、ASMRを織り交ぜたコーディネート紹介動画で使われ始めた「うちゅくしい」。こちらも動画だけでなく、日々の生活内で使いやすいとしてJC・JKに広まることとなりました。大元となったインフルエンサーは、コーデ紹介動画の元祖である「Sleepy Boy」さんや、人気コーデ紹介クリエイター「SHIGE」さんなど。現在はコーデだけでなく、好きなキャラクターやペット・グルメなどを紹介する際にも使われるようになりました。

「ちゅき」や「うちゅくしい」は、何だか舌足らずにも聞こえるイントネーションが可愛らしさのポイント。投稿の中にはキッズやベビーのコーデ紹介もあり、こちらも人気が集まっています。

第5位:タイパ

「タイパ」は、タイムパフォーマンスの略語として広まりました。勉強やバイトなどやらなければいけないことが多い生活の中では、タイムパフォーマンスを意識しなければ娯楽の時間をとることはできないでしょう。食べるものや着るものなど、ちょっとしたことでも時間を無駄にしたくない若者が増えており、1日を有意義に過ごすためにも大切なワードといえそうです。

値段に見合った、またはそれ以上の価値があるという意味の「コスパが良い」と同じく、タイパは「短時間で満足できる経験をする」という意味があります。以前よりも短くまとめられた動画が増え、空き時間にサッと見られるコンテンツが増えたのも、タイパを意識してのことでしょう。今後はテレビや映画などのコンテンツも、タイパを意識したまとまりあるものになっていくのかもしれません。

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今の女子高生なら何て言う?日常で使うワードを若者言葉に置き換えてみよう

JK語

 
続いて、今時のJC・JKがよく使う日常ワードを見てみましょう。今回は気になる人も多い、以下の3つを若者言葉に置き換えてご紹介します。

  • かわいい
  • ありがとう
  • やばい

かわいい

「ちゅき」「うちゅくしい」など、若者が使う「かわいい」のレパートリーは数えきれないほど豊富なものです。しかしもっともシンプルかつ多く使われるのは、やはり「かわちい」ではないでしょうか。

こちらも先ほどご紹介したように、ファッションインフルエンサーによるコーディネート紹介動画が大元だといわれています。単に「かわいい」というよりも、よりキュートで愛らしい様子が伝わってきますね

ありがとう

近年の若者は、ありがとうの気持ちを伝える際に「あざまし」を使うケースが目立ちます。しっかりとしたお礼を伝えたいときではなく、ちょっとしたときに使う少し軽い印象の言葉。「あざーす」「あざまーす」などと同様に、言いやすいよう略された言葉といっても良いでしょう。

「あざまし!」と「ありがとう!」を使い分けることで、気持ちの度合いを伝えやすくなるのもポイントです

やばい

「やばい」とは元々、法に触れるような危ないことを指す「やば」から派生した言葉だといわれています。こちらも昔の若者言葉として定着しましたが、近年の若者は「やばい」の代わりに「えぐい」を使うことが多いようです。

「えぐい」は、どちらかといえば「やばい」よりもワンランク上の様子を伝えたいときに使うワード。一般的には「言葉にできないほどひどい・辛い」といったシーンで使われていますが、JC・JKの間では「これえぐい美味しい」「えぐいほど可愛い」など、ポジティブなときにも使用されています。いずれも「言葉にできないほど」「驚くほど」などのニュアンスが込められており、言い表せない気持ちを伝えるのにピッタリの言葉といえるでしょう。

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まとめ

JK語

 
今回は2023年上半期の流行語をご紹介しました。これから下半期、来期とまったく異なるJC・JK語が生まれていくと予想されるため、引き続きTikTokやInstagramは見逃せません!気になるワードが出てきた際は、ぜひ由来や意味も一緒にチェックしてみてくださいね。