平成31年と令和元年が並ぶこととなった2019年。さまざまな手続きが変更となり、戸惑った方も多いのではないでしょうか。そこからさらに数年が経過し、「そういえば令和っていつからだっけ……」と感じるシーンも出てきました。
そこで今回は、令和がいったいいつから始まったのか、そして平成との境目はいつだったのかなどをおさらいしたいと思います。2019年生まれのお子さんが「平成ベビー」なのか「令和ベビー」なのかチェックするのにも役立ちますね。
こちらの記事では、
- 令和いつから始まった?元号が改元された理由も調べてみた!
- 平成31年と令和元年の境目とはいつ?
についてご紹介します。
令和いつから始まった?元号が改元された理由も調べてみた!
元号が「令和」に変わったのは、2019年5月1日のことでした。今回の変更は「代始改元」と呼ばれ、現在の天皇陛下が即位されたことによるもの。しかし過去にはさまざまな理由で元号の変更が行われてきました。
そのうちの1つには、「災害などの天変地異が起こったから」というものがあります。大規模な地震や火事、津波などが起こった年は「不吉」とされ、元号を改めることで翌年に災いを引き継がないようにしよう……という考えから行われてきたそう。
災害などを理由とした改元には以下のようなものがあります。
- 疾病(疱瘡、赤斑瘡など)
- 火災(皇居火災、内裏消失、江戸の大火など)
- 自身
- 彗星の出現
- 大風
- 飢饉
- 洪水
- 兵乱、戦乱
- 日照り
珍しいものでいえば、「彗星」が現れた年は不吉とされ、改元が行われたという史料が残っています。新たな天皇陛下が即位されたことによる改元が主流となったのは明治以降で、それまではさまざまな理由でわずか数ヶ月で改元されたこともあったようです。
平成31年と令和元年の境目とはいつ?
5月1日を境目として、平成と令和に分けられることとなった2019年。元号で表すと以下のようになります。
- 平成30年:2018年1月1日~2018年12月31日
- 平成31年:2019年1月1日~2019年4月30日
- 令和元年(1年):2019年5月1日~2019年12月31日
- 令和2年:2020年1月1日~2020年12月31日
平成31年に当たるのは、たったの4ヶ月となります。公的書類などに記入する際は、2019年の何日のことなのかを考え、元号を間違えないようにしておきたいですね。
まとめ
今回は令和がいつから始まったのか、また平成と令和の境目はいつだったのかについてご紹介しました。異例の生前退位による改元となり、歴史すべき瞬間である令和の始まり。今後何年経ってもパッと思い出せるよう、しっかりと確認しておきたいですね。