LINEから電話番号がバレるって本当?事実と都市伝説を整理してみた!

今や使っていない人の方が珍しいほど、コミュニケーションツールとして多くの人に利用されている「LINE」。初めて会う人のアカウントも登録しやすく、プライベートだけでなく仕事にも役立つツールです。

そんなLINEですが、あまりにも手軽に利用できることから、「電話番号がバレるのでは」「個人情報が知られてしまうかも」といった不安が付き物です。今回はそんな噂が事実なのかどうか、またLINEに関する都市伝説の数々にも着目してご紹介しましょう。

こちらの記事では、

  • LINEから電話番号がバレるって本当?
  • LINEから電話番号がバレないためにできる対策
  • LINEにまつわる都市伝説2選

についてご紹介します。

LINEから電話番号がバレるって本当?

2024年現在、LINEには電話番号で友達のアカウントを検索する機能が備わっています

そのため、既に自分の電話番号を知っている友達があなたを検索するときは、検索窓に電話番号を入れたり、スマートフォンの連絡先と同期したりすることでLINEを使えるようになるでしょう。離れた所に住んでいたり、なかなか会うことのない相手だったりする場合も、電話番号を伝えるだけでメッセージがやり取りできるようになるのは便利ですね。

一方、LINEでのやり取りはしたいものの、電話番号などの個人情報は明かしたくない場合もあるでしょう。

この場合、「LINE IDを教えて登録する方法」「QRコードを教えて登録する方法」の2種類を選べば、電話番号がバレることはないでしょう。出会った相手とその場でLINEを交換するときなどは、自分のスマートフォンにQRコードを表示させ、相手に読み取ってもらうのもスピーディでおすすめです。LINE IDの場合も、個人名や生年月日を推測しにくいIDを作成しておくことで、個人情報の流出を防げます。

LINE IDを教えて友達登録する方法

相手からLINE IDを教えてもらい、友達登録する方法をご紹介します。

まず、LINEのホーム画面上部にある4つのマークのうち、右から2つ目の人型マークを選択します。

友達追加の画面に移動した後は、一番右にある虫眼鏡マーク「検索」をタップします。

「ID」を選択していることを確認し、検索窓に教えてもらったIDを入力しましょう。正しいIDが入力されていれば、友達のアカウントが表示されます。

QRコードを教えて友達登録する方法

続いて、QRコードを使って友達登録を行う方法をご紹介します。

ID検索の場合は右の虫眼鏡マークをタップしましたが、今回は真ん中の「QRコード」を選択します。

するとQRコードを読み取るためのリーダーが起動します。「マイQRコード」をタップすると上記のように個人用QRコードが表示されるため、相手に読み取ってもらう際に利用しましょう。

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LINEから電話番号がバレないためにできる対策

単に友達登録しただけで電話番号がバレる可能性はほとんどありませんが、中には電話番号を手当たり次第登録してメッセージを送り、返信があったアカウントで詐欺を行う業者もいるといわれています。このようなトラブルを防ぐために、電話番号とLINEのアカウントが繋がらないような工夫をしておきましょう。

こちらはLINEの設定画面から「友だち」を選択したときの画面です。上記画像では「友だちの自動追加」と「友だちへの追加を許可」のいずれにもチェックが入っており、電話帳との同期や友達からの電話番号検索が可能であることが分かります。

「友だちの自動追加」をOFFにすると、電話帳と自動で同期されることがなくなり、限られた人とLINEをしたいときに役立ちます。

「友だちへの追加を許可」をOFFにする場合、相手が自分の電話番号を知っていても、検索であなたのアカウントを調べることができなくなります

これら2種類の項目をあらかじめOFFにしておくことで、プライベートと仕事を分けたり、知らないところで友達登録されることを防いだりできるため、快適にLINEを使いたい方はぜひチェックしておくと良いでしょう。

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LINEにまつわる都市伝説2選

LINEにまつわる都市伝説として巷で話題になっている2種類の噂。本記事では最後にこれらの都市伝説に焦点を当て、内容と注意点をまとめてご紹介します。

検索してはいけないLINE ID

2011年6月23日にLINEがサービスを開始してから、巷では多くのLINE IDが「検索してはいけない」として噂されてきました。中には実際に検索したり、友達に追加したりした方もいるようで、さまざまな不思議体験をしたとのコメントも投稿されています。

まずは、2024年現在噂が続いているLINE IDについて、真相をまとめてみました。

検索してはいけないLINE ID

・「94251」:ある決まったやり取りをしなければ災いが及ぶといわれる。アカウントは存在するが友達追加ができない。
・「94253」:電話が鳴り止まなくなったり、通知が止まらなくなったりするといわれる。現在アカウントは不明。
・「5389」:詐欺業者が個人情報を集めるためのアカウントといわれる。現在アカウントは不明。
・「324458」:既にアカウント主が亡くなっており、他の人に回さなければ災いが及ぶといわれる。現在アカウントは不明。
・「ainiikune」上記同様アカウント主が亡くなっているといわれる。現在アカウントは不明。

「94251」のみアカウントがヒットしたものの、既に何人もの人が友達に登録しているためか、追加ができなくなっていました。

いずれも現在アカウント主と会話をすることができないため、具体的な災いを経験することはできません。今後もさまざまな「検索してはいけないLINE ID」が出てくることが予想されますが、「5389」のように詐欺業者の可能性もあるため、興味本位で検索するのはやめておきましょう。

グループトークに参加するLINE わらし

LINEに関連する都市伝説を調べていると、「LINEわらし」というキーワードがヒットします。何だか座敷わらしにも似ていますが、一体どんな内容なのでしょうか。

LINEわらしは実際に巷で出没が噂されたものではなく、講談社出版・朝里樹著の作品「21世紀日本怪異ガイド100」にて紹介された妖怪の一種です。古くから日本で親しまれてきた妖怪も、人間の暮らしが変わるにつれて活躍の場が変化したと予想されます。「21世紀日本怪異ガイド100」では、21世紀の暮らしに即した妖怪たちを100種類紹介しながら、目に見えない彼らに想いを馳せられる人気作です。

21世紀日本怪異ガイド100

ある日、普段使っているLINEのグループトークに知らない女の子が参加しているのを発見した主人公。周りの友達に聞いても彼女について知っている人はおらず、楽しそうな雰囲気を感じていつの間にかそこにいる害のない妖怪だと思われます。これは一般的に知られる座敷わらしにも共通しており、もしかすると古い日本家屋が少なくなった現代日本において、座敷わらしが活躍の場を変えたのかもしれません。
このように、現代を生きる私たちがイメージしやすい妖怪が100種類、ストーリー仕立てで紹介されています。子どもはもちろん、大人にとっても楽しめる一品のため、ぜひ一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

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まとめ

私たちの生活に深く馴染んでいるLINEは、通常使用している限り、電話番号が流出してしまう心配はありません

電話帳に多くの知人が登録されている場合や、詐欺などの不安がある場合は、今回ご紹介した「友だち自動追加」「友だちへの追加を許可」をOFFにして利用すると良いでしょう。QRコードにてアカウントを追加し、その後は自分のQRコードを更新しておけば、流出の心配もほとんどないといえます。

便利で使いやすいツールだからこそ、普段から慎重さを忘れずに使うことをおすすめします。