日々進化を遂げており、SNSを中心に広まりを見せている「JK語」。近年は大人もSNSを見る機会が増えたことから、多くの方が若者言葉に触れるようになりました。今回は2024年の最新版JK語に焦点を当て、どんなときに使えるのか、その意味と共にご紹介しましょう。
若者言葉に触れたり積極的に使ったりすることで、はつらつとしたパワーを取り入れながら若々しい毎日を送ってみてはいかがでしょうか。
こちらの記事では、
- 【2024年最新】上半期のJC・JK語が決定!
- 【JC・JK流行語大賞2024上半期】ヒト部門
- 【JC・JK流行語大賞2024上半期】モノ部門
- 【JC・JK流行語大賞2024上半期】バショ部門
- 【JC・JK流行語大賞2024上半期】コトバ部門
についてご紹介します。
目次
【2024年最新】上半期のJC・JK語が決定!
Z世代を中心にマーケティング支援などを手掛ける株式会社AMFは、例年「JC・JK語大賞」など独自のランキングを公開していることでも知られています。既に2024年上半期の流行語大賞が発表されており、ヒト・モノ・バショ・コトバの4部門において耳なじみのある言葉がピックアップされています。中には由来が分かりにくいものも含まれているため、意味を調べるだけでも面白いですね。
2024年6月に発表された流行語大賞は上記の20種類。聞いたことがあるものからないものまで、今回はそのすべてを一挙ご紹介していきましょう。
【JC・JK流行語大賞2024上半期】ヒト部門
ILLIT
引用元:ILLIT公式サイト
ILLIT(アイリット)とは、「R U Next?」と呼ばれるサバイバルオーディション番組を勝ち抜いた精鋭メンバーで結成されたガールズユニット。かのBTSと同じレーベルに属していることもあり登場当初から注目されていましたが、特にデビュー曲である「Magnetic」は躍ってみた動画を投稿するインフルエンサーも多く、その可愛らしい振り付けが癖になると話題を呼びました。メンバー5人のうち2人は日本出身であり、本場韓国だけでなく日本でも多くの人気を集めています。
Creepy Nuts
引用元:Creepy Nuts公式サイト
ラッパーの日本一を決める「ULTIMATE MC BATTLE」で3連覇を果たしたR-指定と、世界中のDJが競い合う「DMC WORLD DJ CHAMPIONSHIPS 2019」のバトル部門で優勝を果たしたDJ 松永がコンビを組んだヒップホップユニット。2024年にアニメ「マッシュル-MASHLE-」の主題歌として話題を呼んだ「Bling-Bang-Bang-Born」をはじめ、「オトノケ」など多数のヒット曲を生み出しました。特徴的な振り付けと簡単には真似できないラップ・DJのテクニックで、一度聞けば癖になってしまうと若者を中心に今も話題を呼んでいます。
しなこ
引用元:公式Instagram
YouTuberとしての活躍はもちろん、原宿竹下通りに店舗を構える「SweetXOGoodGrief原宿」「ベビタピトーキョー」などの店舗をプロデュースし、カラフルで可愛いコンテンツで女性を中心に注目を集めるインフルエンサー。「しなこワールド」など、可愛らしい見た目でありながらダンスのテクニックを兼ね備えた楽曲も多数生み出しており、SNSで真似をする若者が続出しています。近年はファッション雑誌にも登場するなど、モデルとしても活躍中。子供から大人まで、幅広い女の子の憧れとして様々な活動に専念しています。
ME:I
引用元:ME:I公式サイト
日本で行われたサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」で生まれたグループであり、同じく人気グループ「INI」の妹分として人気を集めています。デビューするや否や東京ガールズコレクションに出演するなど、11人という大人数を活かした圧倒的なパフォーマンスが魅力です。実際にオーディションの様子を撮影した動画は多くの視聴数を誇り、これからの活躍にも期待が高まっています。
中島結音
引用元:公式Instagram
ABEMA TVが主催する恋愛リアリティー番組「今日、好きになりました。」に3回出演し、キュートな笑顔と天真爛漫なキャラクターが魅力的だと話題と呼びました。InstagramをはじめとするSNSではクールな姿も見せているほか、近年は様々な製品のイメージモデルを務めるなど活躍の幅を広げています。
【JC・JK流行語大賞2024上半期】モノ部門
バレエコア
引用元:WWD
2023年後半から2024年にかけ、バレエを彷彿とさせるファッション「バレエコア」が人気を集めています。レッグウォーマーにバレエシューズを組み合わせてみたり、ふわふわとしたチュチュスカートを取り入れてみたりと、まるでバレリーナのような可愛らしさが特徴です。普段のファッションにも取り入れやすいため、韓国のインフルエンサーを中心に日本でも広まりを見せることとなりました。適度な肌見せをすれば春や夏に、シックなくすみカラーを取り入れれば秋や冬にも活躍するため、今後も様々なアイテムがバレエコアとして登場することでしょう。
選択ゲーム
@princess_twinkle.0
主にTikTok上で、簡単な選択を続けていくことで様々な設定の人生を楽しめるゲームです。投稿主によってさまざまな質問が投げかけられていきますが、中には架空の設定を元にした質問も多く、「あなたは〇〇学校の転校生です」「〇〇という物語の主人公です」などとイメージするだけで楽しい質問がたくさん登場しています。過去に流行した「ゲームブック」などと同様に、自分の選択によってエンディングが変わる面白さは、いつの時代も若者を夢中にさせるのかもしれません。
あの日の放課後
@houkago_anohi
こちらも主にTikTokを中心に活動するインフルエンサーであり、学校生活をテーマにした様々なネタを投稿しています。学生から人気を集めるだけでなく、かつての学校生活をイメージしながら楽しめるとして大人からも注目を浴びています。どの投稿も「あるある」として多くの共感を集めており、いつ見てもクスッと笑ってしまうのが特徴。元気のない日に見ればほんの少し笑顔になれるような動画が人気の理由といえそうです。
しなこワールド
「しなこワールド」は、ヒト部門にもノミネートされたインフルエンサー・しなこさんが歌とダンスを務めた楽曲。他にも様々な楽曲を投稿していますが、その中でも屈指の人気を誇ります。特徴的なキラキラとした衣装に包まれ、「好きなものを好きといえる大切さ」を歌う本楽曲は、その可愛さはもちろんのこと歌詞の深さにも注目が集まっています。こちらも可愛らしいダンスを真似するインフルエンサーが多く、しなこさんのダンス能力を広く知らしめるきっかけにもなりました。
氷タンフル
引用元:macaroni
氷をたっぷりと浮かべた冷水の中に冷凍フルーツを入れることで、フルーツの表面に薄い氷の膜ができ、パリパリとした食感を楽しめるとして注目を集めた氷タンフル。そもそも「タンフル」とは韓国語で飴という意味があり、イチゴタンフルは「イチゴ飴」と呼ばれています。コンビニエンスストアなどで売られている冷凍フルーツで手軽にできることから、子供も大人も簡単に楽しめる新感覚スイーツの一つです。
【JC・JK流行語大賞2024上半期】バショ部門
ファンタジースプリングス
2024年6月6日、前々から注目を集めていた東京ディズニーシーの新エリア「ファンタジースプリングス」がオープンしました。アナと雪の女王をテーマとした「フローズンキングダム」、ラプンツェルをテーマとした「ラプンツェルの森」、ピーターパンをテーマとした「ピーターパンのネバーランド」と3つのエリアで構成されています。2024年中はなかなかエリアに入れない人もいるなど人気が衰えることがなく、今後もさらに注目が集まることが予想されます。
曽爾高原
引用元:なら旅ネット
奈良県・倶留尊山のふもとに広がり、夏の緑や秋のススキが有名な観光スポットです。JC・JKの中でも自然が好きな若い世代の子たちに人気があり、絶景が見られるとして話題になりました。実際に訪れた様子をTikTokなどに投稿するインフルエンサーも多く、四季によって変わる色とりどりの高原に憧れを抱く子も多いようです。
イマーシブ・フォート東京
天候に関わらず全力で利用できる屋内型のテーマパークであり、全12種類のアトラクションを巡りながら没入型の体験ができるスポットです。細部まで作り込まれたセットを巡るうちに、自分が映画のワンシーンに入り込んだかのような感覚を味わえるでしょう。ハロウィン限定の特別プランや、ミュージカル仕立ての恋愛体験プラン、シャーロック・ホームズの世界でミステリーを解き明かすプランなど、何度訪れても楽しめること間違いありません。
美ヶ原高原
引用元:新まつもと物語
長野県松本市にある美ヶ原高原は、360度どこを見ても美しい景色を楽しめるのがポイントであり、天気の良い日は浅間山や富士山が見えることもあり期待が高まっています。日本百名山の一つである「王ヶ頭」など目にしたいスポットが盛りだくさんであり、四季によって異なる印象を楽しめるでしょう。付近には美術館や道の駅・ホテル・コテージなどもあり、夜の絶景を楽しむのもおすすめです。
ANAクラウンプラザホテル大阪(メゾンタテルヨシノ)
引用元:ミシュランガイド
ANAクラウンプラザホテル大阪内にあるレストラン「メゾンタテルヨシノ」がランクイン。こちらはJC・JKにはそれほど馴染みのないことも多いレストランですが、様々なプランの中で「バースデープラン」を選択すると、シェフやスタッフが独自の盛り上げで誕生日を祝ってくれるとして話題になりました。ミシュランガイドで7年連続一つ星を獲得した極上の料理とともに大切な日を祝えるとあって、「いつか行ってみたい!」と感じる若者が増えたのではないでしょうか。
【JC・JK流行語大賞2024上半期】コトバ部門
〇〇界隈
引用元:numan
ある特定のコミュニティを指し、「〇〇界隈」と呼ぶ若者が増えています。特に先ほどバショ部門でご紹介したように、高原など自然豊かなスポットを好む若者を「自然界隈」と呼んだり、まるで天使のように淡い水色の可愛らしいファッションを好む若者を「天使界隈」と呼んだりするケースが見られます。時には良い意味だけでなく、面倒臭さから数日間入浴せずに過ごしてしまう若者のことを「風呂キャンセル界隈」と呼ぶなど、あらゆるシーンで使われる言葉といえます。
ミーム
「ミーム(meme)」とは、インターネット上で広く拡散され、話題となるコンテンツを指します。中でも話題となったのはフリー素材として使われる猫やヤギなどの素材を使い、ストーリー仕立てで投稿された「猫ミーム」。私たち人間が言えばイヤミになってしまうような内容でも、猫が面白おかしく話すことで、より気軽な気持ちで見られるのが特徴です。1つ1つの素材も面白いものが多く、クスッとしてしまう動画で多くの若者が癒されたのではないでしょうか。
平成女児
引用元:spinns
主に今の20代を中心に、小学生の頃に流行ったコンテンツに再度注目する動きが流行を見せています。敢えて過去に流行ったようなカラフルで可愛らしいコンテンツに注目することで、過去を懐かしく思いながら、あの頃の気持ちに戻って楽しめると話題を集めています。香り付きペンや消しゴムといった文房具、おまけのお菓子がついたアクセサリー、交換も含めて楽しみだったシール集めなど、童心に帰れるアイテムをぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
チーム友達
人気ラッパー・千葉雄喜さんが生み出した楽曲であり、単なる友達ではなくより信頼関係の厚い友達関係を指すワードとして人気を集めています。独特のリズム感で耳に残りやすく、日本だけでなく世界中でそれぞれの言語に翻訳されていることもあり、SNSで見ることも多いのではないでしょうか。2024年5月には「チーム友達 The Remixes」が配信され、千葉雄喜さんをはじめ盟友と名高い数々のラッパーが参加しています。
ちゃーん
@tomo_peacedesu
TikTokなどで活躍するインフルエンサー・ともぴさんの口癖である「ちゃーん」が、JC・JKの間で爆発的に流行しています。語尾に「ちゃーん」を付けるのに加え、手をひらひらと顔の横で振る独特の動きも重要なポイント。「おやすみちゃーん」など、挨拶に付け加えて使う方も多いようです。
まとめ
今回は2024年上半期の流行語をご紹介しました。これから下半期、来期とまったく異なるJC・JK語が生まれていくことが予想されるため、引き続きTikTokやInstagramは見逃せません!気になるワードが出てきた際は、ぜひ由来や意味も一緒にチェックしてみてくださいね。