「五・七・五」のたった17音で、伝えたいことを美しく端的に伝えることのできる俳句。年齢を重ねた方々は俳句を詠むことを趣味としている人も多いものですが、若い方になればなるほど身近に俳句を感じる機会は少ないのではないでしょうか。
また、俳句はいざ作ろうと思っても、コツがわからずなかなか詠めないものです。まずは基本とルールを理解しておき、日常で感じるふとした気持ちを込めてみてくださいね。
こちらの記事では、
- 俳句の作り方の基本とは?
- 初心者でも簡単に俳句を作れるコツをご紹介!
についてご紹介します。
目次
俳句の作り方の基本とは?
まず、俳句を作る際にはいくつかの「ルール」を抑えておかなければなりません。
・文字数は「五・七・五」
・句の中に必ず季語を1つ入れる(2つ以上は入れない)
・切れ字を含める
俳句は、元々「五・七・五・七・七」で表される「連歌」が元になっています。そのため、今も俳句を作る際は後の「七・七」に繋がるような気持ちで詠むのが良いでしょう。聴いた人がその先を想像できるような、人によって捉え方が異なるような句ならばより素敵ですね。
季語
俳句には、必ず季節を表す単語「季語」を入れなければなりません。季語が1つ入っているだけで、聴いた人はその句がどの季節のことであるか想像できます。そのため、必要以上にたくさん入れるのはタブーです。