門松としめ縄が飾られた鳥居と参道を歩く参拝者のイラスト(初詣はいつまでに行くかのイメージ)

最終更新日:2026年10月17日

初詣はいつまでに行けばよいのか、答えは「松の内」のうちです。松の内は年神様が家にいらっしゃるとされる期間で、関東では1月7日まで、関西では1月15日までとするのが一般的です。各県の神社庁も、初詣は年神様を迎える松の内のうち、遅くとも小正月(1月15日)までを目安と案内しています。

ただし、松の内は「期限」ではなく「目安」です。仕事や帰省の都合で三が日も松の内も過ぎてしまった場合でも、1月中、遅くとも節分までに参拝すれば初詣として差し支えないとする神社が多く、2月以降であっても「その年最初の参拝」であることに変わりはありません。行けなかったからといってご利益がなくなる、という考え方は神社側の案内には見当たりません。

一方で、日付とは別に参拝を控えるべき期間があります。身内に不幸があった「忌中」(神道では五十日祭まで)です。喪中との違いも含めて、本文で整理します。

こちらの記事では、

  • 初詣はいつまで?目安は松の内(関東1月7日・関西1月15日)
  • 松の内を過ぎたら初詣はどうする?
  • 初詣は何時から何時まで?夜中や夕方の参拝と混む時間帯
  • 初詣に行ってはいけない日はある?忌中と喪中の違い
  • 初詣の参拝手順と、そもそも初詣とは何か

 
についてご紹介します。

先に結論だけ知りたい方へ

・初詣の目安は松の内まで。関東は1月7日、関西は1月15日が一般的
・2027年(令和9年)なら、関東は1月7日(木)、関西は1月15日(金)まで
・松の内は期限ではない。過ぎても1月中、遅くとも節分までに参拝すれば問題ないとする神社が多い
・参拝の時間の決まりはない。大晦日の夜から元日にかけて夜通し参拝できる寺社もある。明治神宮では年越しの前後と三が日の10時以降が混む
・忌中(五十日祭まで)は参拝を控える。喪中でも忌が明けていれば参拝してよい
・神社でもお寺でもよい。作法は神社が二拝二拍手一拝、お寺は合掌

初詣はいつまで?目安は松の内(関東1月7日・関西1月15日)

初詣で賑わう神社の参道

初詣の期間を決める基準は「松の内」です。門松やしめ飾りを飾っておく期間のことで、正月に家々を訪れる年神様がいらっしゃる期間とされています。神社本庁は年神様を「正月に訪れるとされる神さまで、新しい年に豊かな実りをもたらすとされる」と説明しており、年神様がいらっしゃる松の内のうちに参拝するのが初詣の本来の形です。

松の内の終わりは地域で異なり、関東は1月7日、関西は1月15日とするのが一般的です。富山県神社庁のQ&Aでは松の内を1月7日、鏡開きを1月11日、左義長・小正月を1月15日としたうえで、氏神様への初詣は「三ヶ日、遅くとも小正月(1月15日)までが目安」と案内しています。北海道神社庁は1月15日までを松の内としています。お住まいの地域の慣習に合わせて考えて差し支えありません。

地域 松の内の終わり 2027年(令和9年)の場合 根拠
関東 1月7日 1月7日(木) 江戸時代に幕府の触れで7日に短縮されたとされる。富山県神社庁のQ&Aも松の内を1月7日と記載
関西 1月15日(小正月) 1月15日(金) 江戸時代に関東だけが7日へ短縮され、京阪は15日のまま残ったとされる
北海道 1月15日 1月15日(金) 北海道神社庁「1月1日(大正月)から1月15日(小正月)までを松の内」。道南では7日を「松引き」と呼ぶ地域も
富山 三が日〜1月15日 1月3日(日)〜15日(金) 富山県神社庁「三ヶ日、遅くとも小正月(1月15日)までが目安」

2027年は元日が金曜日にあたります。三が日は1月1日(金)〜3日(日)で、関東の松の内は7日(木)、関西の松の内は15日(金)までです。

初詣の時期は「三が日→松の内→1月中→節分まで」の4段階

いつまでに行くべきかは、次の4段階で考えると迷いません。

段階 期間 位置づけ 向いている方
①三が日 1月1日〜3日 最も一般的。初詣客が集中し、有名な神社は長い列ができる 正月休みのうちに済ませたい方
②松の内 関東は7日まで
関西は15日まで
年神様がいらっしゃるとされる本来の期間。各神社庁が初詣の目安として案内している 三が日は仕事や帰省で動けない方
③1月中 1月31日まで 松の内を過ぎても「その年最初の参拝」として広く受け入れられている 混雑を避けたい方、休みが取れない方
④節分まで 2月3日ごろまで 立春の前日が旧年と新年の区切りとされることから、ここまでを目安とする考え方 1月中も難しかった方

節分は立春の前日で、年によって2月2日か3日になります。2027年は2月3日(水)です。愛知県神社庁は、立春の前日について「二十四節気による旧年から新年への変わり目であることから、最も重視されました」と説明しており、ここを新年の区切りとみなす考え方が「節分まで」の根拠になっています。

松の内が関東と関西で違う理由

もともと松の内は全国的に1月15日までだったとされています。関東だけが7日に短縮された理由として、次の2つの説が知られています。

説 内容
幕府の触れ 江戸後期の風俗誌『守貞謾稿』に、江戸では寛文2年(1662年)に「七日にこれを除くべき」との府命があり、以後7日に飾りを外すようになったこと、理由は火災が多かったためであること、京坂は今も16日に外すことが記されている
将軍の忌日 三代将軍徳川家光の月命日が20日にあたるため、20日に行っていた鏡開きを11日へ、松の内も7日へ繰り上げたとする説

いずれにしても、幕府の影響が強い江戸周辺だけが7日に変わり、京都・大阪には広がらなかったというのが共通する説明です。乾燥する1月に燃えやすい飾りを早く外す、という防火の意味合いは現代でも理解しやすいところです。

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松の内を過ぎたら初詣はどうする?

静かな神社の境内

松の内は初詣の「本来の期間」であって、過ぎたら参拝できないという意味ではありません。「初詣」という言葉そのものが「その年に初めて神社やお寺に参ること」を指すため、1月中旬でも2月でも、その年最初の参拝であれば初詣です。

神社本庁や各県神社庁の参拝案内にも、「松の内を過ぎたら初詣にならない」「ご利益がなくなる」といった記述はありません。むしろ、混雑を避けて分散して参拝するよう呼びかける神社が増えています。

松の内を過ぎたときの3つの考え方

状況 考え方
1月中に行ける そのまま初詣として参拝する。松の内明けは人出が落ち着き、ゆっくりお参りできる
2月になりそう 節分(2月3日ごろ)までを目安に参拝する。それ以降でも「その年最初の参拝」であることは変わらない
春まで行けない 無理に「初詣」と呼ばなくてよい。時期にこだわらず、新年の感謝と願いを伝える気持ちで参拝する

混雑を避けたい方は松の内明けが狙い目

有名な神社の三が日は、参拝まで長時間並ぶことも珍しくありません。小さなお子さんや高齢の方と一緒の場合は、松の内が明けた平日の午前中など、人出の少ない時間帯を選ぶほうが落ち着いて参拝できます。

なお、年末年始は授与所の時間も通常と異なることがあります。参拝できる時間とあわせて、次の「初詣は何時から何時まで?」で紹介します。

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初詣は何時から何時まで?夜中や夕方の参拝と混む時間帯

初詣に「この時間に行かなければならない」という決まりはありません。大晦日の夜から元日にかけて、夜通し参拝できる寺社もあります。北海道神社庁も、北海道の年中行事の紹介で「元旦の午前0時を期して初詣が始まり、各神社では歳旦祭を斎行します」と書いています。

初詣に行ってはいけない時間帯はある?夕方や夜中の参拝

時間帯で初詣を制限する決まりは、確認した神社本庁と県の神社庁の案内には見当たらず、「夕方以降や夜に参拝してはいけない」という記述もありません。大晦日の夜から元日にかけては、明治神宮・鶴岡八幡宮・熱田神宮・伊勢神宮などが夜通しの参拝を受け付けてきました。年越しの参拝と初詣の由来の関係は、下の「初詣の由来」の節と、よくある質問のQ6で紹介しています。

ただし、ふだんは夕方に門を閉める寺社もあります。たとえば明治神宮の閉門は、通常の1月で16時20分です。明治神宮や鶴岡八幡宮のように、正月期間でも4日以降は参拝時間が短くなるところもあるので、夕方に行く場合は時間を確かめてから出かけると安心です。

主な寺社の大晦日〜元日の参拝時間

2027年の正月の案内は、まだ出ていません(2026年10月時点)。前回は鶴岡八幡宮が12月21日に案内を出しており、12月に入ってから各寺社の公式サイトで発表されることが多いです。下の表は、前回(2026年の正月)の公式の案内をまとめたものです。

寺社 大晦日〜元日(前回の案内) ふだんの時間
明治神宮 大晦日は6時40分に開門し、終夜参拝できる。元日は18時30分まで、2・3日は6時40分〜18時(いずれも予定として案内) 月ごとに変わる(1月は6時40分〜16時20分)
鶴岡八幡宮 12月31日〜1月3日は24時間参拝できる。4日は0時〜20時 通年6時〜20時
熱田神宮 24時間参拝できる。授与所は12月31日〜1月5日午後10時まで終日開設 24時間参拝できる。授与所は7時ごろ〜日没ごろ
出雲大社 銅鳥居は大晦日から開放。八足門内は大晦日23時、楼門は午前0時に開く 6時〜19時(19時以降は銅鳥居の前から参拝)
伊勢神宮(内宮) 12月31日は5時から終日、1月1日〜4日は終日参拝できる(2025年の正月の案内) 5時〜17時(10〜12月)、5時〜18時(1〜4月・9月)
浅草寺 年が明ける午前0時に弁天山で除夜の鐘。元日〜7日は本堂で新年大祈祷会(夜間の開堂時間は公式で確認) 本堂6時〜17時(10〜3月は6時30分から)
川崎大師 元日は午前0時から護摩祈祷(未明にも回あり。夜間の開堂時間は公式で確認) 朝のお護摩は6時30分(4〜9月は6時)から
成田山新勝寺 元日の午前0時から元朝大護摩供(夜間の開門時間は公式で確認) 朝護摩は10〜3月が6時から

※伊勢神宮は、2026年の正月の案内を公式サイトで確認できなかったため、2025年の正月の案内を載せています。時間は年によって変わることがあるので、出かける前に各寺社の公式サイトで確認してください。

初詣で一番混む時間帯は?空いている時間帯は?

明治神宮は「例年、大晦日22:00〜元日3:00、三が日の10:00以降の時間帯は混みあいます」と案内しています。ほかの大きな寺社でも、年越しの前後と三が日の日中は混み合いやすいと考えておくとよいでしょう。鶴岡八幡宮のように、境内の様子をライブカメラで配信している神社もあります。混雑を避けたい方は、三が日の早朝や、松の内が明けた平日を選ぶと比較的落ち着いて参拝しやすくなります。

授与所と閉門の時間に注意

お守りやおみくじを受けられる時間は、参拝できる時間と同じとは限りません。明治神宮の授与所は、前回は大晦日の22時30分から元日にかけて終夜開き、2日から7日までは開門から閉門までの案内でした。熱田神宮は、12月31日から1月5日の午後10時までは授与所を終日開いていると案内しています。お神札やお守りを受けたい方は、出かける前に参拝先の公式サイトで年始の授与時間を確かめておくと安心です。

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初詣に行ってはいけない日はある?忌中と喪中の違い

日付そのものに「行ってはいけない日」はありません。神社本庁の参拝案内に、六曜や日柄による制限は書かれていません。一方で、身内に不幸があった直後の「忌中」は参拝を控えるのが神社の考え方です。

忌中は控える、喪中は参拝してよい

神社本庁は、親族が亡くなったときに喪に服す期間を「服忌(ぶっき)」と呼び、「忌」と「服」を次のように分けています。

区分 期間の目安 神社への参拝 神社本庁の説明
忌中 五十日祭まで(約50日) 控える 「故人の祭りに専念する期間」。神社参拝と家庭のおまつりを控える。やむを得ず参拝する場合はお祓いを受けてから
喪中 一年祭(一周忌)まで 差し支えない 「故人への哀悼の気持ちを表す期間」。50日を過ぎれば神社参拝や家庭のおまつりを再開してよい

つまり、年末年始が五十日祭より前にあたる場合だけ初詣を控え、それ以外の喪中は参拝して差し支えないというのが神社側の考え方です。「喪中だから1年間は神社に行けない」というのは、忌中と喪中を混同した理解にあたります。

神社本庁は「戦後は地域の慣例に従うのが現状」ともしており、忌の期間は地域や家によって幅があります。迷う場合は、参拝先の神社に直接尋ねるのが確実です。

忌中に初詣へ行きたいときの対処

方法 内容
五十日祭が済んでから参拝 忌が明けてから改めて参拝する。1月中や節分までに行ければ初詣として差し支えない
お祓いを受けてから参拝 やむを得ない事情がある場合、神社本庁は「お祓いを受けてから参拝する」ことを案内している。事前に神社へ相談する
お寺に参拝する 忌中に参拝を控える考え方は神道の「穢れ」の観念によるもの。仏教では死を穢れとみなさないため、お寺の参拝を制限しないのが一般的

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初詣の参拝手順と、そもそも初詣とは何か

神社の拝殿で参拝する様子

初詣は神社でもお寺でもかまいません。年神様を迎える正月の行事という意味では神社が本来の形ですが、お寺に初詣に行く習慣も江戸時代から広く行われてきました。作法が異なる点だけ押さえておきましょう。

神社での参拝は5ステップ

神社本庁が案内している作法は次のとおりです。

神社での参拝手順

1.鳥居の前で一礼してくぐる。参道の中央は避けて歩く
2.手水舎で右手に柄杓を持って左手を清め、持ち替えて右手を清め、左手に受けた水で口をすすぐ
3.拝殿の前でお賽銭を納め、鈴があれば鳴らす
4.腰を90度に折って深く2回おじぎをし、胸の高さで2回拍手する(二拝二拍手)
5.最後にもう1回深くおじぎをする(一拝)

神社本庁は、拍手のときに「右指先を少し下にずらす」としています。また、感染症対策で柄杓を置かず、水を流しっぱなしにしている手水舎も残っています。柄杓がない場合の手順は、神社で口をすすぐ手順と吐き出す場所の記事で詳しくまとめています。

お寺は拍手をせず合掌する

場面 神社 お寺
入口 鳥居の前で一礼 山門の前で一礼
清め 手水舎で手と口 手水舎で手と口。線香や常香炉があれば煙を受ける
拝礼 二拝二拍手一拝 拍手はせず、静かに合掌して一礼

お寺で拍手をするのは作法として誤りです。神社と同じ流れで進むと、つい手を打ってしまいがちなので注意してください。宗派によって細かな作法は異なります。

初詣の由来は「年籠り」と「恵方詣」

現在のような初詣の形は、意外に新しいものです。神道学者の三橋健氏(國學院大學大学院客員教授)によると、室町時代前期から村人が氏神様への新年の参拝を重んじるようになり、当初は家長が大晦日の夕方から神社にこもって朝を迎える「年籠り(としごもり)」が行われていました。これがやがて「除夜詣」と「元日詣」に分かれ、江戸後期には商人が企画した「恵方詣」や「七福神巡り」で庶民の参拝が広がります。

そして明治以降、鉄道網の発達と元日が国の祝日になったことで、遠方の有名な神社へ大勢が参拝する今の初詣が定着したとされています。初詣の本来の形は、地域の氏神様への参拝です。富山県神社庁も「家の神棚のお神札を新しく取り替えてお参りし、地域の神社(氏神さま)へ」という順序を案内しています。

古いお守りや正月飾りはどうする?

前年に受けたお守りやお神札は、初詣のときに受けた神社へ納めるのが一般的です。神社本庁は「お神札やお守りは、1年ごとに新しく受けていただくことがよいとされています。前の年のお神札やお守りは受けた神社にお納めするのがよいでしょう」としています。門松やしめ飾りは、松の内が明けたら神社の左義長(どんど焼き)でお焚き上げしてもらう方法があります。愛知県神社庁によれば、左義長は多くの神社で大晦日から1月15日(小正月)までの間に行われます。ただし、正月飾りを受け付けない神社もあります。たとえば明治神宮は、古いお札やお守りを納める場所に正月飾りは納められないと案内しています。富山県神社庁も、行う日やお焚き上げできないものは地域によって異なるため、地域の神社に問い合わせるよう勧めています。

神社のほかに、自治体や観光協会、地域の団体などが開くどんど焼きもあり、日程も1月15日とは限りません。横浜市金沢区の海の公園のどんど焼きは、2025年は1月18日の開催で、正月飾りのプラスチックや金具は外して持ち込むよう案内されていました。どちらにも持ち込めない場合は、お住まいの自治体の分別ルールに従ってごみとして出す方法もあります。千葉県柏市(柏地域)のように正月用のお飾りを可燃ごみ(30cm以上は不燃ごみ)としている自治体もありますが、扱いは自治体ごとに異なるので、ごみの分別案内で確認してください。

遠方で受けたお守りを別の神社へ持ち込むことについては、受け付ける神社と受け付けない神社があります。郵送で返納する方法は、お守り返納を郵送する手紙の例文の記事にまとめています。

神社関連の記事はこちらから







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初詣はいつまでかについてよくある質問

Q1.1月中旬以降に行っても「初詣」と言えますか

言えます。初詣は「その年に初めて神社やお寺に参ること」で、日付で区切られる言葉ではありません。松の内は年神様がいらっしゃる本来の期間という位置づけで、過ぎたら初詣にならないという案内は、神社本庁や各県神社庁の参拝案内にはありません。

Q2.三が日に行けなかった場合はいつまでに行けばよいですか

関東なら1月7日、関西なら1月15日の松の内までが第一の目安です。それも難しければ1月中、遅くとも節分(2月3日ごろ)までを目安にしてください。人出は松の内明けから落ち着きます。

Q3.喪中の初詣は避けるべきですか

避けるのは「忌中」だけです。神社本庁は五十日祭までを忌の期間とし、その間は神社参拝を控えるとしています。忌が明けていれば、喪中でも参拝して差し支えありません。忌中にどうしても参拝したい場合は、お祓いを受けてからという案内になっています。

Q4.神社とお寺、どちらに行くのが正しいですか

どちらでもかまいません。年神様を迎える正月行事という意味では氏神様の神社が本来の形ですが、お寺への初詣も江戸時代から広く行われています。作法だけ異なり、神社は二拝二拍手一拝、お寺は拍手をせず合掌します。

Q5.複数の神社に初詣へ行ってもよいですか

問題ありません。江戸時代には七福神巡りのように複数の社寺を回る参拝が広まっており、複数参拝を制限する考え方は神社本庁の案内にもありません。まず氏神様にお参りし、そのうえで縁のある神社へ足を運ぶ形が自然です。

Q6.大晦日の夜から年をまたいで参拝する「二年参り」は初詣ですか

初詣にあたります。大晦日の夜に神社にこもって元日を迎える「年籠り」が初詣の原型とされており、年越しの参拝は古い形ともいえます。前回の正月は、明治神宮や鶴岡八幡宮が大晦日から元日にかけて夜通しの参拝を受け付けていました。

Q7.正月飾りはいつ外して、どこに納めますか

松の内が明けたら外します。関東は1月7日、関西は1月15日が目安です。外した飾りは神社の左義長(どんど焼き)に納める方法が一般的ですが、正月飾りを受け付けない神社もあり、行う日も地域によって異なります。地域の団体などが開くどんど焼きに出す方法や、自治体の分別ルールに従ってごみとして出す方法もあります。持ち込む前に、神社や自治体の案内を確認してください。古いお守りやお神札は、神社の古札納所(納札所)に納められますが、受け付けるものは神社ごとに異なります。

Q8.初詣は何時までに行けばよいですか

時間の決まりはありませんが、閉門時間には注意が必要です。前回の正月は、明治神宮が元日18時30分・2〜3日18時まで、鶴岡八幡宮が1月3日までは24時間、4日からは20時までの案内でした。夕方以降に行く場合は、参拝先の公式サイトで正月期間の時間を確認してください。

Q9.初詣に行ってはいけない時間帯はありますか

時間帯で参拝を制限する決まりは、確認した範囲の神社本庁や県の神社庁の案内には見当たらず、縁起のよい時間帯を定めた記述もありません。大晦日の夜から元日にかけて夜通し参拝できる寺社もあります。気をつけたいのは閉門時間で、正月期間を過ぎると夕方に門を閉める寺社もあります。

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まとめ

新年の神社と青空

初詣はいつまでに行けばよいのか、目安と考え方をご紹介しました。

  • 初詣の目安は松の内まで。関東は1月7日、関西は1月15日が一般的
  • 2027年(令和9年)は、関東1月7日(木)・関西1月15日(金)まで
  • 松の内は期限ではない。過ぎても1月中、遅くとも節分までに参拝すればよい
  • 行ってはいけない日付はない。控えるのは忌中(五十日祭まで)だけ
  • 喪中でも忌が明けていれば参拝して差し支えない
  • 神社でもお寺でもよい。神社は二拝二拍手一拝、お寺は合掌
  • 古いお守りは受けた神社へ。正月飾りは左義長のほか、地域のどんど焼きや自治体のごみ出しで処分する方法もある

 

日付に縛られすぎる必要はありません。松の内のうちに行けるならそれが一番、行けなければ人出の落ち着いた時期に丁寧に参拝する。それで十分と考える神社が多いことは、各神社庁の案内からも読み取れます。

参考:神社本庁「参拝方法」/神社本庁「服忌について」/神社本庁「よくあるご質問」/神社本庁「家庭のおまつり」/富山県神社庁「幸せを招くお正月飾り〜お正月Q&A」/北海道神社庁「北海道の年中行事」/愛知県神社庁「日本の行事」/和樂web「初詣の意味や起源を神道学者の先生に聞きました」/明治神宮「初詣特集」・「ご参拝の方へ」/鶴岡八幡宮「令和8年 初詣のご案内」/熱田神宮「御札・お守り」・「よくあるご質問」/出雲大社「参拝時間等について」/伊勢神宮「ご参拝・ご祈祷」/浅草寺「除夜の鐘」・「新年大祈禱会」/川崎大師「厄除け・護摩祈祷」/成田山新勝寺「元朝大護摩供」/横浜市金沢区「海の公園どんど焼き」(2025年)/柏市「お飾り(正月用)」

※松の内や忌服の期間、正月飾りの受け付けには地域や神社ごとの違いがあります。2026年10月時点の情報です。参拝時間は前回(2026年の正月。伊勢神宮は2025年の正月)の案内で、2027年の正月の時間や授与の受付は、各寺社の公式サイトでご確認ください。

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